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>>風聲庵日録バックナンバー

2017年2月28日(火)

 朝八時マイナス4度。ベランダがうっすら白いのは夜の間に雪が降ったか。今朝はよく晴れた。
 十一時0度。曇ってくる。
 午後少し陽ざしがあったので、一時間ほど散歩。二時出かけるとき1度だったが、三時に戻った時にはマイナス1度。二月の散歩道は誠に寂しく、戻って我が家の庭の鬼縛りの花をしげしげとみると、殺風景な冬景色のなかで、何ともけなげな姿に見えるではないか。

2017年2月27日(月)

 朝のうちは晴れているのに、今日は富士山周辺のあたりだけ雪という天気予報が出ている。朝六時マイナス5度。十時0度。
 この時期はこんなに何もなく静かなのか、とぼんやり外を見ていたら、いきなり野兎がベランダの際を走り去った。野兎は灰色の毛が濃くて、まるまるとしている。雪の降ることを察知して餌を探しに行ったのだろうか。
 午後、なにもない風景のなかを散歩。クラブハウスの方まで足を延ばす。毎日散歩のときはカメラを持って歩いていても撮る対象が何もない。天気予報で雪が降るようなことを言っていたの降らなかった。
 夜九時マイナス2度。

2017年2月26日(日)

 晴。朝八時マイナス3度。風聲庵からだと、太陽は富士の東の裾野から七時頃に出て、八時過ぎになると、ほぼ富士山の真上に来る。
 十時マイナス1度。陽ざしは思いの外に強い。
 正午3度。庭を一回りしていると、いたるところに鹿の糞が落ちている。草はまるで見えない。なにかないのかと目をこらしたが、草らしきものはまるでない。今日は日曜なのに、風もなく、人の声や鳥の声もせず、車の音も聞こえない。
 午後散歩していて、鳥の声があまりにもしないので、鳥も休日なのかと思う。ひとにも会わない。
 夜八時マイナス4度。

2017年2月25日(土)

 朝七時、マイナス3度。昨日の雪はうっすら積もったままだったけれど、朝食を食べているあいだに、屋根の雪が解け、一階の小窓の庇にぽんぽんとリズミカルに水滴を落した。雉が庭に飛び降りて鳴く。ヤマガラが庭からベランダに飛びあがっては庭に下りる。ヤマガラはよく見かけ、いまはドクター・ビレッジを代表する鳥と言ってもよい。
 午前中にインターネットで注文しておいたベッドが届く。配送する人が迷って、電話してきたので迎いに行く。車はすぐ下の道路で止まっていた。
 午後散歩。晴れているあいだは早春の気配で気持ち良いが、曇ってくるといきなり真冬に逆戻りして寒かった。一時間ほどの散歩から戻った三時頃の気温は0度。夕方、夕焼け。
 夜八時、マイナス5度。

2017年2月24日(金)

 途中圏央道で事故があって渋滞した。午後二時頃に山荘に着く。0度。
 雪はほとんどなく、道路わきにわずかに残る程度だった。山荘に着いて暫くしてから風花のようなものが舞って、それが夜まで続いたので、うっすらと積もった。